アニメ史に刻まれる出来事に関わる事ができて本当に嬉しいです（細谷）

『仮面ライダー』初のシリーズアニメ作品の主演を務めることについてのご感想をお聞かせください。

細谷　「仮面ライダー史上初のシリーズアニメ化での主演は、後にも先にも『初めての主演』が、細谷佳正と内山昂輝になるということだし、アニメ史に刻まれる大きな出来事に、作品の顔として関わる事ができて本当に嬉しいです。監督の椛島洋介さんは『仮面ライダー』に大きな想いがある方で、そんなスタッフと一緒に仕事が出来ることが嬉しいと思います」

内山　「ゲームから引き続き、フィリップの声をやらせていただけることを幸運に感じております。今回は『風都探偵』のアニメ化ということで、漫画の魅力をアニメでもっと大きなものにできるように努力しました」

ご自身の声の演技によって引き出したい、キャラクターの魅力についてお聞かせください。

細谷　「『演技によって引き出したい』というのはないんですよね(笑)。脚本が全てですし。セリフがあっての声優なので…（笑）。シンプルに言うと脚本に書かれている事をやるだけなんですね。だから『演技によって引き出したい翔太郎の魅力』を狙っているとすれば、それは監督の椛島さんのみが知っている事じゃないかな？と思います」

内山　「フィリップは理知的なキャラクターで、冷静に事態を分析して風都で起こるミステリーに立ち向かいます。同時に、翔太郎とのコンビネーションが重要なので、フィリップの性質を意識しつつ、彼とのバランスも重要視しました」

とにかく仮面ライダーのさまざまなアクションがかっこいいです（内山）

ご自身がお感じになる、アニメ化されることで倍増した「仮面ライダーＷ」の魅力をお聞かせください。

細谷　「アニメ化された事で倍増したかどうかはわからないですけど…(笑)。漫画のキャラクターデザインは、少し影のあるニッチなデザインだったのに対して、アニメ化された登場人物のキャラクターデザインは、アニメファンの多くを占めるであろう女性の方にも受け入れられやすいデザインになったと思います」

内山　「とにかく仮面ライダーのさまざまなアクションがかっこいいです。視聴者の方にはハラハラドキドキしながら、ぜひ仮面ライダーを応援してほしいです。また、さまざまな敵役の造形も魅力的です」