原作は、2016年のベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」にも選ばれた、世界中でロングセラーのSF小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」。監督は、同時期に公開された『今夜、世界からこの恋が消えても』、『アキラとあきら』も手掛けた注目の三木孝浩。舞台を原作のイギリスから日本に移したほか、日本版ならではのアレンジも加え、ハートウォーミングな物語に仕上げた。『STAND BY MEドラえもん』や『シン・ゴジラ』を手掛けたプロダクション「白組」によるVFX技術により、かわいらしくて愛嬌あふれるロボット、タングが表現されている。

訳あって無職になった健は妻に家を追い出される。そんな健の前に姿を現したのが、記憶をなくしたポンコツロボット・タング。だが、タングの失われた記憶には重大な秘密が隠されていて...。なぜかタングを狙う追っ手が現れ、守るために奮闘する健。タング誕生の秘密と、その記憶に隠された謎が明らかになるクライマックスは、誰もが心を揺さぶられるはずだ。